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私立中受験熱高く、過去最多の見込み


やはり今年の中学受験の受験者数は過去最多になりそうだということです。産経新聞が伝えています。

1月21日 産経新聞


急速な景気悪化にかかわらず、私立中学への受験熱は高い。国私立に加え、公立中高一貫校の人気もあり、受験する児童はまた過去最多を更新しそうだ。ネット上のブログなどで学校の教育内容や本音の評判がすぐに伝わる時代、保護者らの学校選びもシビアになっている。厳しい競争にある私立には、公立も見習う点が多そうだ。

首都圏の中学受験は1月10日から埼玉、20日から千葉でスタート。2月1日から東京、神奈川の私立中入試が一斉に始まる。

大手進学塾「四谷大塚」によると、首都圏では昨年、小学6年の児童の17・7%にあたる5万2500人が中学受験した。今年は都心回帰で児童数が昨年より増えており、受験する児童は横ばいか微増の5万2500~5万3000人と予測している。

すでに出願が始まった千葉、埼玉や神奈川の一部では1月中旬現在で志願者は昨年比2%増という。四谷大塚入試情報センターの岩崎隆義部長は「先行きが見えないなかで子供に何を残せるか、改めて教育の重要性を感じる家庭は増えていると思う」と話す。

「日能研」では首都圏の中学受験は昨年の受験率20・6%を上回る21~22%と予想する。

急速な景気悪化の影響についても「中学入試をする家庭は何年も前から準備している。併願校数をしぼるなど無駄な受験をなくす対策はあっても、受験自体をやめる可能性は少ない」とする。

◆サンデーショック?

「サンデーショック」「サンデーチャンス」。今年の私立中受験ではこんな言葉が盛んに聞かれる。

塾関係者によると、東京、神奈川の中学入試解禁日の2月1日が今年は日曜日にあたり、プロテスタント系の女子校を中心に日曜礼拝のため、翌2日に試験日をずらす学校があるからだ。

例えば女子御三家といわれる女子学院の試験日が今年は2月2日になったため、1日の桜蔭や雙葉と、併願が可能。併願パターンが広がり受験生には“チャンス”であり、難易度などが例年と変わり、学校側は併願校へ抜ける合格者数の予測が難しい“ショック”にもなっているという。

また大手進学塾によると、最近は有名大への進学実績がいい“ハードな進学校”と、MARCH(明治、青山、立教、中央、法政)以上のレベルの大学付属校の人気が高まっているという。一方で定員割れする私立もあり、人気の格差が広がっており、学校側にとっても厳しい時代だ。