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「問題行動調査」小学生の暴力事件急増


全国の学校が2007年度に確認した児童生徒の暴力行為は5万2756件と前年度比で18%増え、小中高校のすべてで過去最多だったことが、文部科学省が11月20日付で発表した「問題行動調査」でわかった。

暴力行為の発生件数は、小学校5,214件(前年度より1,411件増加)、中学校36,803件(前年度より6,239件増加)、高等学校10,739件(前年度より485件増加)の合計52,756件(前年度より8,135件増加)。 「対教師暴力」は6,959件(前年度より565件増加)。 「生徒間暴力」は28,396件(前年度より5,132件増加)。 「対人暴力」は1,683件(前年度より19件増加)。 「器物損壊」は15,718件(前年度より2,419件増加)。 暴力行為が発生した学校数について、 暴力行為が学校内で発生した学校数は8,204校(前年度より493校増加)で、全学校数に占める割合は21.0パーセント(前年度より1.4パーセント増加)。 学校外で暴力行為を起こした児童生徒が在籍する学校数は2,918校(前年度より62校増加)、全学校に占める割合は7.5パーセント(前年度より0.2パーセント増加)。 加害児童生徒数は56,424人(前年度より8,633人増加)。 加害児童生徒のうち学校が何らかの措置をとった児童生徒は、小学校で74人(前年度より8人増加)、中学校で1,612人(前年度より265人増加)、高等学校で10,975人(前年度より680人増加)。 加害児童生徒のうち関係機関により何らかの措置がとられた児童生徒は、小学校で182人(前年度より81人増加)、中学校で3,872人(前年度より305人増加)、高等学校で648人(前年度より107人減少)。 今回初めて調査した、加害児童生徒に対する学校の対応における「連携した機関等」では、「警察等の刑事司法機関と連携した対応」(「サポートチーム」の取組など)が最も多く、小学校で187人、中学校で4,219人、高等学校で755人。 いじめの認知件数は、小学校48,896件(前年度より12,001件減少)、中学校43,505件(7,805件減少)、高等学校8,385件(前年度より3,922件減少)、特別支援学校341件(前年度より43件減少)の合計101,127件(前年度より23,771件減少)。 いじめの現在の状況で「解消しているもの」の件数の割合は79.7パーセント(前年度より1.2パーセント減少)。 いじめを認知した学校の割合は46.9パーセント(前年度より8.1パーセント減少)。 いじめの発見のきっかけは、 「本人からの訴え」は24.7パーセント(前年度より1.2パーセント増加)で最も多い。 「アンケート調査など学校の取組により発見」は22.7パーセント(前年度より0.8パーセント減少)。 いじめられた児童生徒の相談状況は「学級担任に相談」が69.2パーセント(前年度より2.8パーセント増加)で最も多い。 いじめの態様のうち携帯電話等を使ったいじめは5,899件(前年度より1,016件増加)で、いじめの認知件数に占める割合は5.8パーセント(前年度より1.9パーセント増加)。