中学受験ナビ > 中学受験ニュース >  2007年2月  > 今年の入試問題の傾向「時事問題」

今年の入試問題の傾向「時事問題」


2007/02/26産経新聞に「ニュース感度、問われる中学入試 戦国入試を演出」と題した記事が掲載されました。

多様化が進む入試問題、中でも社会科の「時事問題」に注目した記事で受験生には必見の内容になっています。以下に抜粋して一部紹介します。

産経新聞 「ニュース感度、問われる中学入試 戦国入試を演出」より


大手進学塾の日能研が約140校の入試問題を調べたところ、「裁判員制度」「安倍新内閣発足」「北朝鮮による核実験」「教育基本法」など、昨年新聞紙上をにぎわしたニュースが複数の中学校で出題された。学校側としては、入試のための知識の「詰め込み」だけでなく、世の中の動きにもきちんと目を向けている子供であるかどうかを選抜の材料にしたいという意向があるようだ。

「普段からニュースに興味をもち、それを話題にして親とコミュニケーションをとっているかどうかをみたかった」。冒頭の裁判員制度の問題を出した成蹊中学(東京)の保母(ほぼ)禎造・教務部長は出題意図をそう語る。

「裁判員制度」「2007年問題」「教育基本法」など昨年話題となったニュースを手広く出題した品川女子学院(東京)も、「社会の動きに目を向けているかをみたかった」と社会科主任の大井聡教諭。同校は入学後、生徒が新聞記事の内容を調べ発表する授業を実施するなど、子供の「社会性」を重視、それが入学試験に投影された格好だ。

ただし、話題となったニュースなら何でも問われる、というわけではないという。「政治や地理、人口問題など、社会科の基本知識を問う問題に結びつけられるニュースが選ばれることが多い」と、日能研研究開発本部の沢崎慎二さん。この傾向は、ここ10年ほどのことだが、最近はニュースについて、子供自身がどんな行動をとれるのかを考えさせる問題が目立つようになってきているという。このような入試への対策として、日能研研究開発本部ディレクターの草柳明彦さんは「受験する子供は日ごろから新聞やテレビのニュースにアンテナを張るのが大切。しかし、子供だけでは理解できないこともあるので、親子で、その話題について会話をするようにしてほしい」とアドバイスする。中学入試で取り上げられたテーマ▽2007年問題▽世界遺産▽高松塚古墳▽イラク復興支援活動▽モンテネグロ独立▽日ソ共同宣言▽日本の総人口減少▽ヒートアイランド現象▽日本国憲法▽国連事務総長▽財政再建団体