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2012首都圏私立中学入試に大震災余波


2011年6月17日の東京新聞夕刊で池井戸聡記者が東日本大震災が2012年の中学入試に大きな影響を与えていると伝えています。


東日本大震災が首都圏の来春の私立中学の受験に異変をもたらしそうな雲行きだ。地震で子どもが帰宅できない事態を心配する親が増加。自宅から距離の離れた学校を敬遠したり、学校選びに防災対策を重視する動きが強まっている。
東京都文京区で今月開かれた区内私立中高の合同説明会。各校のブースでは、受験生や父母からの質問が相次いだ。「震災当日の学校の対応を聞きたい」「非常食の数は十分か」
震災発生の三月十一日、首都圏では期末試験後の休みだった私立中が多かった。ただ、部活動などで登校していた生徒は多く、多数の子どもが校内で一夜を明かした。
入学時、大半の生徒はまだ十二歳だ。東京都板橋区の小六男子の母親は「私立には行かせたいが、通学時間は四十五分まで。緊急時は歩いて帰宅できることが条件」。豊島区の小六女子の母親は「地震の時、子どもをすぐに帰宅させるような私立中は困る」と強調する。親が遠くの私立より近くの公立と考える傾向も出てきそうだ。

六月に入り本格化した私立中の学校説明会では昨年同期より参加者を減らす学校が多い。東京都内のある私立中は「志願者減の予兆」と懸念する。