中学受験ナビ > 中学受験の基礎知識

中学受験の基礎知識

「中学受験の基礎知識」のメインメニューは以下となります。

2013首都圏中学受験者数動向

文部科学省の学校基本調査の2012年5月現在の首都圏1都3県の公立小学校6年在籍者数は29万6720人で昨年より微減。

サピックスでは首都圏の私立中受験の受験生の数を

2010年からは4万人を割るようになっています。今年2013年は1都3県の公立小学校6年生の数が前年より約0.1%しか減っていないにもかかわらず、2月1日午前の受験者数は2%強減少し、約3万7000人


この2月1日受験者数を、首都圏1都3県の公立小学校6年在籍者数で割った「2月1日受験率」も昨年より低下し、約12.5%
と推定しています。

また、首都圏中学模試センターでは

首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県)の推定の実受験者数は、44,000 人でした。これは2月1日入試の出願者総数60,808 人から、午後入試の受験者16,857 人を差し引き、埼玉県・千葉県だけの受験生の推定値を加算して算出した数字です。


次に首都圏の小学校卒業生数に対する私立中学の受験率をみてみます。2013年の東京・神奈川・埼玉・千葉の小学校卒業生数(見込み)は、305,185 人で私立中学の推定実受験者数が44,000 人ですから、「実受験者数÷卒業者数」で「受験率」を算出すると、14.42%となります。2012 年の受験率が14.80 % ですから、受験率も昨年より若干下がっています。
と推定しています。

受験者一人あたりの出願校は以前よりも少なくなっていると言われますが、それでも5校から7校くらいではないでしょうか。

特に午後入試が導入されてからは午後入試の出願は増え、2013年度の2月1日午後入試の実受験者数は16,000名を超えるなど今後は中学入試の受験者数は微減の方向になるにせよ、出願数はそれほど変わらずに推移していくのではないでしょうか。

また、偏差値でいえば真ん中の50以下の中学校の全入傾向が拡大し、ライトな中学受験が増加、本格的に中学受験をして上位校を狙う熾烈な中学受験とガツガツした中学受験ではないライトな中学受験の二極化が明確になっているので受験生の受験校選びの重要性が増していくものと考えられます。


 

中学受験の「塾代」年間費用

2014-01.jpgプレジデントFamily 2014年1月号

私立中学の入学試験は、小学校6年生の1月、2月に行われる。"12歳の春"を目指して、小3の終わりの2月に始まる「小4クラス」から3年間通う家庭が多い。


総額では、いくら用意しておけばいいのだろうか。塾の費用は、授業料、教材費、定例テスト代、模試、対策講座、季節講習など煩雑でわかりにくい。中学受験カウンセラーの石田達人氏は、各塾の資料をもとに、取材や推定も加えて、"基本授業に加え塾の勧める選択講習を受講した標準的な例"として、塾費用を算出している。

「日能研を例に取ると、3年間で約215万円になります。内訳は、小4約45万円、小5約65万円。6年生になると一気に上がって約105万円となります。中学校に支払う受験費用、その他諸費用を加えると230万円と考えておいてください。学年が上がるにつれ金額が上がるのは、通塾日数も増え授業料自体もやや高くはなりますが、一番の違いはオプション講座です。受験直前の6年生は志望校対策などの選択講座や夏や冬の季節講習などのオプション部分が多くなり、その分、高額になるのです」(石田氏)

その傾向は、他の大手塾もだいたい同様だという。では、塾によってどれくらい違いがあるのだろうか。小6の年間費用で比較してみよう。石田氏の調査によると「SAPIX、早稲田アカデミーが約120万円とやや高く、日能研、四谷大塚が約105万円と平均的、栄光ゼミナールが約95万円、市進学院が約90万円とやや安め。受講内容にもよるが、おおよそ30万円の差があります」という。


続きは2013年11月18日発売の『プレジデントFamily 2014年1月号』

2014-01.jpg 

2013関西圏中学受験者数動向

サピックスによれば、

関西圏2府4県(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山)の2013年度私立中学入試のすべての日程を合わせた延べ応募者数は前年より1469人(2.76%)増えて5万4775人となりました。

しかし、解禁日である1月19日(前年は14日)午前の応募者数だけで見ると、前年より438人(2.26%)減の1万8974人でした。

分母となる小学校6年に在籍する児童数が2333人(1.16%)減り、19万8000人と、大台の20万人を割り込むなかで、実受験率に近いとされる解禁日午前の応募率も9.70%から9.58%へと低下。募集側にとっては前年よりもさらに厳しい入試となりました。

と分析しています。

関西圏の私立中学受験の率が減少傾向にある中、延べ応募者数は増加しています。これは関西圏の学校の午後入試が増加しているからでしょう。大阪桐蔭が始めた関西の午後入試は2012年には清風が実施して受験者数を増加させ、2013年は特に大阪府内の私立中学校で数多く実施されました。

こうした流れから入試機会は増加傾向にあり、入試機会の増加は主だったところでは明星、関西大学北陽と滝川、滝川第二、京都女子が2回から3回へ、大谷が3回から4回へ、早稲田摂陵とノートルダム女学院が4回から5回へなどがあり、この流れはますます増加していきそうです。

なお、受験者数は減少傾向にありながらも、人気で難関校の灘、甲陽学院、大阪星光学院、東大寺学園、西大和学園、四天王寺、神戸女学院、洛南高附属などは入試機会の増加も受け、強気での出願も見られ、受験生を一定数集め、難易度はそれほど変わらず推移しています。

中学校の標準授業時数、私立は1.5倍!?


文部科学省によれば、公立中学校の標準授業時数は「1年間」で「980時間」×3年間=3年間総授業時間数2940時間が標準です。

一方、私立の中高一貫子校では、3年間の総授業時間では3800時間以上である私立中学校もあるようです。つまり3年間の総授業時間数が約1.3倍近くになっているわけです。

この多くの授業時間を使って、かつ高校受験もなく5年間で高3までのカリキュラムを終えて、高3時には大学受験に備える。

公立高校の復権の道は果てしなく厳しいようです。

2011首都圏模試センター統一模試の参加者数は微減


2010年11月3日に実施された首都圏3大模試の一つ「首都圏模試センター統一模試」は、この日の受験者は約1万6千人で、昨年同時期より3.7%(614人)減ったそうです。実際の入試も今年2010年度入試よりも減少傾向になる見込みです。

中学受験のここ最近の大きな流れは、全入化と男女共学化です。

首都圏模試センターの推計では、首都圏の私立中全体の定員を受験者数で割った「合格率」が2008年は89.1%だったが、2010年には98.4%になったそうで、偏差値50前後の中学校を境に下位の中学校はほぼ全入時代を迎えています。私立中学校の上位校は相変わらずの人気ですが、上位校を除けば昔に比べて非常に入りやすくなっている状態です。

こうした状態を打破するために私立中学校が行っているのが男女共学化です。1999年度、全国625の私立中のうち男子校は115校、女子校は250校でしたが、2009年度には全体の学校数が724校と100校近く増えたのに、男子校は21校減の94校、女子校は34校減の216校。

10年前に全体の約41%だった共学校が約57%に増えたことからも全国的な傾向がよくわかります。

相変わらず入りにくい上位校と全入時代を迎えた中堅校以下の中学校とのはざまで真の学校選びが問われているのかもしれませんね。